育児ノイローゼ,対処,原因,症状

育児ノイローゼの症状

育児ノイローゼの症状

 

 育児ノイローゼになると、くれぐれも注意が必要です。さまざまな症状が見られますので、場合によっては、医師の指示を仰ぎましょう。

 

 まず、感情の沈滞です。感情がなくなっていき、ぼんやりしてきたり、目つきがうつろだったり、応答に元気がなかったりする状態です。また、思考障害もあります。思考がまとまらなかったり、ずっと迷ったままだったり、堂々巡りを繰り返したり、記憶力の低下や同じことを考えて繰り返すこともあてはまります。

 

 

 そして、精神障害があります。楽しみや喜びといったことの欠如、悲観的になる、趣味や日常生活などに興味を持てなくなります。また、夜に眠れなくなる、朝早く目が覚める、眠りが浅いなどの睡眠障害が見られることもあります。

 

 一方、注意力欠陥障害は気をつけなければいけません。不注意による事故が多発する場合があります。また、行為障害と言って、目的のない外出を繰り返したり、高額品を衝動買いしたり、万引きしたり、同じものをいくつも買うなどの症状もあります。

 

 さらに、ちょっとしたことで極度の不安状態になる不安障害、子供を虐待したり感情をコントロールできない感情障害、他人との接触を嫌ったり家の中に閉じこもる回避性障害、過食や拒食を起こす摂食障害が出ることもあるので、注意しましょう。

育児ノイローゼの特徴

育児ノイローゼの特徴

 

 育児ノイローゼ、または育児ノイローゼによる子どもたちへの虐待は、妊娠や出産、子育て中のお母さたちの間で、最近、よく話題となっている症状です。事実、育児ノイローゼや虐待に悩むお母さんは、悲しいことに、とても増えているといわれています。

 

 なぜ、育児ノイローゼや虐待が起こるかというと、まず、出産直後に、お母さんの身体は、妊娠を継続するためのホルモンから、母乳を出すためのホルモンに、急激に分泌を切り替えていき、その際に副作用があらわれます。そして、産後うつになるケースが、一般的には最も多いと言われているのです。

 

これらのホルモンの作用は、お母さんの身体的だけでなく、精神面への影響もとても強いものがあります。ただ単に、気持ちだけの問題、というレベルのものでは決してありません。

 

お母さんたちは、妊娠中の負担、出産時の傷と疲労で、体力が十分に回復しない状態のまま、自分の身体を癒す間もなく、睡眠時間を削り、ノンストップの状態で、必死に育児をしなければなりません。そのため、この時期のお母さんは、心身ともに大変なストレスがかかった状態で過ごさなければならなくなった結果、育児ノイローゼや虐待の症状が出てしまうのです。

育児ノイローゼの原因

育児ノイローゼの原因

 

 子どもを育てること、育児は、想像以上に負荷の大きく、本当に大変なことです。経験してみないとなかなかわかりません。むしろ、育児ノイローゼや虐待にならないほうが、実は不思議なのではと思えるほどで、そういっても決して過言ではありません。

 

お母さんたちは、毎日の家事をこなしながら、子どもの面倒をみるわけですから、大変なストレスがかかります。特に、夫や親、友だちら、自分のまわりにその大変さ、愚痴を聞いてくれたり、褒めたり、励ましたりしてくれる相手がいなかった場合、日々たまっていくストレスを発散させることができず、イライラしたままで、そして、育児ノイローゼや虐待に陥りやすい状態になってしまいます。

 

例えば、夜中に子どもの泣き声で何度も起こされて睡眠不足が続きますし、日中はたった1時間でも1人でホッとできる自由な時間もありません。しかも、同じことを毎日、ずっと連続して繰り返すわけです。息抜きをするヒマさえほとんど皆無です。

 

さらに、人付き合いや自由な時間が極端に制限されます。そんな厳しいストレスある環境の中、子育てばかりの生活が毎日続いていくと、誰もが体力的、精神的なストレスから育児ノイローゼ、虐待を引き起こしてしまう可能性があるわけです。